横浜市港南区 H様邸 2025年11月実施
屋根点検レポート
ドローンによる屋根点検のご依頼をいただきました。
お客様のご厚意により、事例としてご紹介させていただきます。
なお、プライバシー保護のため、場所や個人情報が特定されない形で掲載しております。
点検概要
・点検方法:ドローン空撮による全体確認
・点検箇所:屋根全面
・点検目的:経年劣化の有無、汚れ・苔の付着状況確認
点検結果
屋根全体としては大きな破損や欠損は確認されませんでした。
全体的に屋根材表面の塗膜が経年により劣化しており、艶引けや色あせが見られます。
特に北面(画像左側)では日照時間が短いため、苔や藻の繁殖が進行しており、
防水性能が低下している可能性があります。
屋根南西面
今後の対応ついて
・屋根表面の防水層が経年で失われている
・北面での苔繁殖による微細劣化リスク
が見受けられるため、今後1〜2年以内に屋根塗装のメンテナンスを
実施することを推奨します。
メンテナンス内容としては下記のとおりです。
・屋根全面の屋根高圧洗浄、苔・汚れ除去
・下地補修、ひび補修・板金点検を必要箇所実施
・シリコン系またはフッ素系塗料による塗装。(耐久10〜15年目安)
まとめ
ドローンによる空撮を実施させていただきました。
高所に上る必要がないため安全かつ短時間で屋根全体の状況を詳細に、
確認することができました。
撮影した高解像度画像により、肉眼では見落としがちな苔の発生状況や
塗膜の劣化具合を的確に把握できています。
現時点では大きな破損は確認されませんが、経年による防水塗膜の
劣化が進んでおり、今後の雨漏り予防のためにも早めのメンテナンスを
検討する時期といえます。
今後も定期的なドローン点検を行うことで、安全に・無駄のない
メンテナンス計画を立てることが可能です。
この度は点検のご依頼をいただきありがとうございました。